ビジネス応対用語
来客応対の際や、職場でよく使われるのが"ビジネス応対用語"といわれるものです。
プライベートで使うことは少ないかもしれませんが、日常におけるビジネスシーンでは頻繁に使われます。
日頃から"ビジネス応対用語"に慣れ、その場に合わせて使いこなさなくてはなりません。
ビジネスにおける慣用表現
普通表現 | 慣用表現 | |
---|---|---|
用件を受けるとき | わかりました | かしこまりました 承知いたしました |
お詫びをするとき | すみません | 申し訳ございません 失礼いたしました |
否定をするとき | そんなことないです | そのようなことはございません |
許可・同意を得るとき | いいですか どうですか どうしましょうか 構いませんか |
よろしいですか いかがですか いかがいたしましょうか お差支えございませんか |
承認するとき | 言うとおりです そのとおりです そうです |
おっしゃるとおりでございます ごもっともでございます さようでございます |
伝言を受けるとき | 伝えておきます | 申し伝えます |
断るとき | わかりません(知りません) できません |
わかりかねます 出来かねます いたしかねます |
席にいないとき | いません | 席をはずしております 外出しております |
その他の表現 | ちょっと 用 ミス なんでも言ってください あとで |
少々 ご用件、ご用向き 不手際 なんなりとお申し付けください 後ほど改めまして |
「了解しました」「了承しました」という言葉を耳にします。
「了解」と「了承」では多少意味が違います。
「了解」は理解するという意味があり、「了承」はこちらの言うことを聞くという意味があります。
敬語としては「ご了承ください」「ご了承願います」はいいのですが、「ご了解ください」とは使いません。
「ご理解ください」が自然です。
接客接遇用語
- いらっしゃいませ
- ありがとうございます(ました)
- いつもお世話になっております
- どちらさま(どなたさま)でいらっしゃいますか
- ○○さまでいらっしゃいますね
- よろしくお願いいたします
- お待たせいたしました
- 失礼いたします(ました)
- またどうぞ、お越しください
- とんでもないことでございます(とんでもございません)
- そのようなことはございません
- 何かのお間違いかと存じます
クッション言葉
- 恐れ入ります
- 恐縮ですが
- せっかくですが
- あいにく
- 残念ながら
- よろこんで
- 失礼ですが
- お手数ですが
- ご足労ですが
- 申し訳ございませんが
- お差し支えなければ
特に否定的な話をするときには、"クッション言葉"は非常に有効で、「残念ながら、〜」「あいにくですが、〜」からはじめた方が、相手の意にそえない内容でも与える衝撃はやわらぎ、なおかつ、話の趣旨はきちんと伝わります。